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Japanese - Novatianists

ノウァティアヌス派


ノウァティアヌス(Novatianus)は、三世紀に、ローマ市内にあった教会で、長老として奉仕していた人物です。彼は学識があり、また霊的にも熱心なクリスチャンでした。しかし、教会における霊的たるみに心を悩ませた彼は、ついに既成教会から分離しすることに決意しました。こうして教会史上はじめてともいうべき、御国回復運動がここに誕生したのです。ノウァティアヌス派の教会は、――ディオクレティアヌス帝大迫害にも、コンスタンティヌス帝による《教会と国家の一体化》の波にも押し流されることなく、その後も、500年長らえました。