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Japanese Newsletter - April, 2015


ホンジュラス日誌
2015年4月

「まことにあなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」マタイ25:40 Matt. 25:40

Published by the Society of the Good Shepherd, P. O. Box 122, Amberson, PA 17210. (717) 349-7033



Honduras microloan 去る2月、私たちは11名の仲間と共に、ホンジュラスに向けて出発しました。私はその中の一人、ジャリー・ブレンチビル姉に、ホンジュラス日誌をつけてくださるようお願いしました。以下ご紹介するのは、そこからの引用であり、クインス・アノス祝賀会についての彼女の記録です。デイヴィッド・ベルソー

金曜日、私たちはナンシー・バラホナ姉の家に向かいました。ナンシー姉はthe Society of the Good Shepherdの現地ディレクターの一人であるディクシー・バラホナ兄の娘さんです。このミニストリーはホンジュラスでの働きを始めて今年で15年目を迎え、ディレクターの方々が明日、「クインス・アノス」祝賀会を開こうと計画していました。これまで小規模ローン・プログラムを無事に修了された現地の方々が全員、明日の祝賀会に招かれているのです。

デイヴィッド兄とデボラ姉の提案により、「白いゾウさん」という――ホンジュラスの人々にとっては真新しい――ゲームを祝賀会の時にしようということになりました。そのために、私たちはスーツケースにいろいろなプレゼントを詰め込んで来たのです。だから金曜日の朝、私たちは荷をほどき、土曜日の祝賀会に参加予定の60人のためにプレゼント包装を始めました。男性陣はその作業に早々飽きてしまったので、子どもたちを連れてバザールに出かけることにしました。子どもたちはバザールでマチェーテという南米の山刀を買ってもらい、おおはしゃぎで帰ってきました。

その日の午後、ルイス兄が私たちを迎えに来てくださり、私たちは彼らが支援している未亡人の家をまず訪れました。ルイス兄がつましい家の戸をノックしました。するとドアが開き、腰が曲がり杖をついた小柄な老女が出てこられました。彼女は戸口に座っていた私たちの息子ミッシェルの横に並んで腰をおろし、満面の笑顔をみせてくれました。「ナショナル・ジオグラフィック」の雑誌でみたことにある写真さながらの光景でした!

Honduras microloan 私たちの家族はディクシー兄とレイナ姉の所にホームステイしました。土曜の朝、台所から聞こえてくるガヤガヤした音で目が覚めました。台所に降りていくと、女の子たちが大急ぎで祝賀会のための食事の用意をしていました。というのも今日、都市全体が停電になるという予告が昨日になって届いたのです。ですから会場には発電機が据えられることになりました。

実際、レイナ姉妹が最後の料理をオーブンから取り出した直後、停電になり、あたりは真っ暗になったのです。その日は暗く雨も降っていましたが、「すべては神様のコントロールの下にある」とレイナ姉は言っていました。

Honduras microloan 祝賀会は地元の学校の体育館で開かれ、私たちは午前10時に学校に着きました。会場につくと、そこには黄色と白の大きなテントが張られていました。体育館の中からは祝賀会にそなえる、若者たちの演奏の音がきこえてきました。女性たちは食事準備で大忙しでした。

会場の席について驚いたのは、集まってきた人の数の多さでした。この15年の間に、どれほど多くの人がthe Society of the Good Shepherdの働きによって助けられてきたのかと心打たれました。ルイス兄は、この貸付プログラムほど効果的なプログラムは今までみたことがないと言っていました。

みな、喜んでいる様子でした。説教者が「忠実であることについて」という題でメッセージをされ、その後、多くの人が賛美を歌い、それからゲームもしました。デイヴィッド兄は、この六か月の間にローンを無事返済することができた人々を激励していました。ディクシー兄も大きな笑顔とやさしい声でよく皆をまとめていました!

Honduras microloan 最後のとっておきは、例の「白いゾウさんゲーム」でした。プレゼントが回される間、皆、笑い、楽しんでいました。実は、デイヴィッド兄は、誰にも内緒で(ディレクターでさえも知りませんでした!)、ある地味で小さな緑色の紙包みの中に500レムピラ(25米ドルに相当)を入れていました。

もちろん、そんな地味な袋を取りたがる人はいませんでした。でもとうとうある姉妹が、ゲームの進行を早めるために(仕方なしに)その包みを選ぶことにしたのです。そして、、中に入っていたお金を見つけて驚愕していました!彼女は大型サイズの聖書を買いたいと思っていたところでしたので、ついにその念願が叶えられることになったのでした。

最後に、キャンドルと共にお誕生日ケーキが運ばれてきました。そしてその後、皆外に出て、集合写真を撮りました。とても楽しい一日でした。そして私たちは多くの愛する兄弟姉妹との交わりを楽しみました。

The Society of the Good Shepherd, P. O. Box 122, Amberson, PA 17210 • (717) 349-7033

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